自分でできる!水道フレキ管の作り方と注意点をプロが解説

基本
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こんにちは!

土日すいどう?のジョンです。

普段は水道屋として働いています。

このブログでは「水回りを快適に」をコンセプトに、情報をお届けしています。

今回は、「フレキ管の作り方」についてご紹介します。

「蛇口を交換したいけど、何でつなげばいい?」

「フレキ管って自作できるの?」

「既製品だと長すぎて見た目が悪い!」

そんな方に向けて、必要な道具寸法の測り方作り方のコツまで丁寧に解説します。

フレキ管を自作すれば、見た目もスッキリ、美しく仕上げることができますよ。

ぜひ最後までご覧ください。


必要な道具

フレキ管を作るには、以下の道具が必要です。

  1. スケール(寸法を測る)
  2. パイプカッター(切断用)
  3. ハンマー(ツバ出し時に使用)
  4. ツバ出し機(端部の加工)
  5. モンキーレンチ(締め付け用)
  6. ペン

※使い方は後述の「作り方」で解説します。


寸法の測り方

  1. 接続する箇所の距離を測ります。  
  2. 曲げ位置の寸法もメモしておくと、取り付け時に合わせやすくなります。
  3. フレキ管の長さは、測った寸法+5山分が目安です。

フレキ管の作り方

  • フレキ管を床に押し当てて伸ばします。
  • 「寸法+5山」の位置に印をつけます。
  • パイプカッターで切断します。  ※刃を一度に送りすぎず、回す時の抵抗が減ったら少しずつ送ってください。
  • 中途半端に切れた場合は、無理に引っ張らず、  曲げて戻すを繰り返すと、金属疲労で綺麗に切れます。
  • 切断面が変形していないか確認。  ※無理に引っ張ると変形してしまうので注意。
  • ツバ出し機に3山差し込みます。
  • ハンマーで叩いてツバを出します。
  • 袋ナットを2個、向きに注意して通します。
  • 反対側も同様にツバを出します。
  • 両端のツバを確認し、乱れがあれば作り直します。
  • 全体の寸法を再チェック。
  • 曲げる場合は測ってあった寸法に合わせて形を作ります。
  • 実際に取り付け位置にあわせて微調整し、パッキンを入れて袋ナットで固定します。

注意点

  • 切断面は鋭利なので、ケガや周囲に注意しながら作業してください。
  • パッキンの入れ忘れ・種類(ゴム、ノンアスなど)を必ず確認。
  • フレキ管のサイズはφ16・φ16.8・φ20などがあり、それぞれに合った袋ナットを使用しましょう。
  • 同じ箇所での曲げ直しは金属疲労の原因になります。
  • 最小曲げ半径は外径の3倍以上(例:φ16=48㎜、φ20=60㎜)。
  • 袋ナットから40㎜以上離して曲げるようにしましょう。
  • フレキ管は埋設不可。
  • 凍結や結露に弱いので、保温材の使用をおすすめします。
  • 通水後は必ず漏水チェックを。
  • 不安な場合は、無理せず専門業者へ依頼してください。

まとめ

今回は「フレキ管の作り方」についてお伝えしました。

ポイントをおさらいすると:

  • 寸法+5山
  • ツバ出しと袋ナット装着の順番に注意
  • 曲げ位置を事前に把握して、現物合わせで微調整
  • 注意点を守って、安全・確実に施工を!

フレキ管の作り方をマスターすれば、DIYの幅が広がり、仕上がりも見違えます。

ぜひ一度チャレンジしてみてください!

ジョンでした。ありがとうございました。

水回りを快適に!

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