東京都の水道料金を徹底解説|仕組み・計算例・無償化までまるわかり!

基本
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こんにちは!

土日すいどう?のジョンです。

普段は水道屋として働いています。

このブログでは「水回りを快適に」をコンセプトに、役立つ情報をお届けしています。

今回は、「東京都の水道料金」についてわかりやすく解説します。

水道の基本料金ってなに?

他にどんな料金があるの?

無償化って本当?

と疑問に思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

2025年夏以降に始まる水道基本料金の無償化についても詳しく紹介します。


水道料金って?

水道料金は、以下のように構成されています。

水道料金 =(基本料金 + 従量料金)× 1.1(消費税)

さらに、使用した水量に応じて下水道料金も加算されます。

支払いは基本的に2ヶ月ごとですが、計算は1ヶ月単位で行われます。


基本料金とは?

基本料金は、水の使用量に関係なく、水道メーターの口径によって金額が決まります。

メーター口径月額基本料金
13mm860円
20mm1,170円
25mm1,460円

※2ヶ月分まとめて請求されます。


従量料金とは?

従量料金は、水の使用量に応じて加算されます。使用量が増えるほど1m³あたりの単価も上昇します。

(口径13〜25mmの場合)

使用水量(m³)単価(円/m³)
1〜50円
6〜1022円
11〜20128円
21〜30163円
31〜50202円
51〜100213円
101〜200298円
201〜1000372円
1001〜404円

下水道料金とは?

下水道料金は、使用した水と同量が排水されたとみなし、9m³以降から従量料金が加算されます。

使用水量(m³)単価(円/m³)
0〜8560円(定額)
9〜20110円
21〜30140円
31〜50170円
51〜100200円
101〜200230円
201〜500270円
501〜1000310円
1001〜345円

下水道料金 =(上記金額)× 1.1(消費税)

こちらも1ヶ月ごとに計算されます。


計算例

  • 使用期間:1〜2月
  • 口径:20mm
  • 使用量:合計39m³(20m³ + 19m³)

支払い額 =(基本料金 + 従量料金 + 下水道料金)× 1.1 = 9,506円

  • 基本料金:1,170円 × 2ヶ月 = 2,340円
  • 従量料金:
    • 1月(20m³)= 1,390円
    • 2月(19m³)= 1,262円
    • 合計:2,652円
  • 下水道料金:
    • 1月(20m³)= 1,880円
    • 2月(19m³)= 1,770円
    • 合計:3,650円

減免制度について

生活保護・児童扶養手当などの受給者には、水道料金の減免制度があります。

対象の方は、お近くの水道局へお問い合わせください。申請手続きが必要です。


東京都の水道無償化(2025年夏〜)

2025年夏から4ヶ月間、水道の基本料金が無償化されます。

対象:ひと月あたりの基本料金分

メーター口径基本料金4ヶ月間の総額
13mm860円3,440円
20mm1,170円4,680円
25mm1,460円5,840円

※開始時期は検針のタイミングにより前後します。

物価高の中、とてもありがたい支援ですね。


まとめ

今回は「東京都の水道料金」についてご紹介しました。ポイントをまとめると…

  • 水道料金は「基本料金+従量料金」で構成
  • 下水道料金も使用水量に応じて加算
  • 使用量が多くなると単価も上昇
  • 2025年夏から基本料金が無償化(4ヶ月間)

水道料金の仕組みを知ることで、節水意識も高まります!

金額だけでなく、使用水量や契約口径にも注目してみてくださいね。

ジョンでした。ありがとうございました。

水回りを快適に!

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